LECTURE
講座シリーズ第四回
対談イベント:高橋睦郎 (詩人) × 建畠晢 (草間彌生美術館長)
「出会うということ」
【募集は締め切りました】
草間彌生美術館では、約半世紀にわたり親交のある二人、詩人 高橋睦郎と草間彌生美術館長 建畠晢による対談イベントを開催いたします。
草間彌生は、活動初期の1950年代に、アメリカの画家であるジョージア・オキーフとの文通をきっかけに渡米。ニューヨークに拠点を移した後、無限の網目を描いた絵画や、性に対する強迫観念を作品化したソフト・スカルプチュアなどを発表し、前衛芸術家として高い評価を獲得しています。また、高橋睦郎は、三好達治や三島由紀夫との交流や、アレン・ギンズバーグの計らいなどによって発表の場を広げ、現在の活動に至っています。
本対談では、創作者として欠くことができない偶然の、あるいは運命的な「出会い」について、視覚芸術にも造詣が深い高橋氏と詩人の顔を持つ当館館長が、草間の作家人生を手がかりにしながら、自身の経験も重ねて語り合います。
- 出演者
- 高橋睦郎(詩人)
建畠晢(草間彌生美術館長) - 日時
- 2024年8月4日(日)15:00〜16:30 受付は14:30から
- 場所
- 新宿区立漱石山房記念館 講座室(新宿区早稲田南町7、当館より徒歩2分)
- 定員
- 40名
- 費用
- 1,100円(当日払い。レクチャー終了後、草間彌生美術館を17:30までご覧いただけます。)
- 募集期間
- 7月2日(火)受付開始。定員になり次第、受付終了。
- お申込み方法
- 対談イベントへ参加ご希望の方は、必要事項を明記の上メールにてお申し込みください。
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必要事項
件名に「8/4 対談イベント」と明記の上、
申し込み人数、氏名(全員)、代表者の連絡先(メールアドレス)をご記入の上、メールでお申し込みください。申し込み〆切 定員となり次第〆切とさせていただきます。
お申し込みに際しご提供頂いた個人情報は、本プログラムに関する連絡以外に使用いたしません。
- 出演者プロフィール
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高橋睦郎(詩人)
1937年福岡県生まれ。福岡教育大学卒業。詩を中心に、小説、俳句、短歌、能、オペラなど多彩な分野で活動を続ける。1988年『稽古飲食』で読売文学賞、『兎の庭』で高見順賞、1996年『姉の島』で詩歌文学館賞、2014年『和音羅読―詩人が読むラテン文学』で鮎川信夫賞〈詩論集部門〉、2017年『十年』で蛇笏賞、2022年毎日芸術賞ほか受賞多数。日本芸術院会員、文化功労者。墨で水玉を描いた草間の初期ドローイングを愛蔵している。建畠晢(草間彌生美術館長)
1947年京都府生まれ。早稲田大学文学部仏文学科卒業。専門は近現代美術。国立国際美術館長、京都市立芸術大学学長、多摩美術大学学長、全国美術館会議会長などを歴任し、現在は埼玉県立近代美術館長、京都芸術センター館長を兼任。詩人、美術評論家。1993年、第45回ヴェネチア・ビエンナーレの日本館コミッショナーとして、草間彌生の個展を企画。以降、様々な展覧会企画や講演・執筆活動を通して草間作品を紹介し続けている。