講演会「草間彌生の闘いと創造 ソフト・スカルプチュアまで」

©YAYOI KUSAMA
展覧会「草間彌生 闘う女/絵を描く少女」では、活動初期のドローイングから近作に至るまでの多様な作品に現れる草間のアイデンティティに、「闘う女」と「無邪気な少女」という2つの側面を見出し、その表出と変容をご紹介しています。本講演では著書『アンチ・アクション―日本戦後絵画と女性画家』をはじめ、長きにわたり草間について研究されてきた中嶋泉氏を講師としてお迎えします。ソフト・スカルプチュアやハプニングなど挑戦的な表現が数多く生み出されたニューヨーク時代を中心に、草間の創作活動の軌跡についてお話しいただきます。
※草間彌生の出演はございません。
- 講師
- 中嶋泉(大阪大学大学院人文学研究科 准教授)
- 日時
- 2026年2月21日(土)14:30~16:00
- 場所
- 漱石山房記念館 講座室(新宿区早稲田南町7、当館より徒歩2分)
(レクチャー終了後、草間彌生美術館をご覧いただけます) - 定員
- 40名
- 費用
- 1,100円(当日払い。観覧料込み。)
- 募集期間
- 2月6日(金)受付開始。定員になり次第、受付終了。
- お申込み方法
- 募集期間内に、お申し込みフォームにてお申込みください。
- 講師プロフィール
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大阪大学大学院人文学研究科准教授。一橋大学大学院言語社会研究課修士課程、リーズ大学大学院修士課程を経て、2013年度一橋大学大学院言語社会研究科にて博士号取得。専門分野は近現代美術、フェミニズム美術、ジェンダー理論。大学院時代から草間について研究し、論考「草間彌生の写真と「主体性」の位置」(2003年)、「ニューヨークと草間彌生─1959年と1989年の批評から見る─」『ニューヨーク——錯乱する都市の夢と現実』田中正之編(竹林舎、2017年)、「草間彌生のニューヨークー自己表象の変遷を追う(2020年)などを執筆。1950~60年代の日本美術史をジェンダーの観点から読み直し、草間彌生、田中敦子、福島秀子について論じた著作『アンチ・アクション―日本戦後絵画と女性画家』(ブリュッケ、2020年)でサントリー学芸賞、第35回女性史青山なを賞を受賞。2025年に『増補改訂 アンチ・アクション ——日本戦後絵画と女性の画家』を上梓。学術協力した展覧会「アンチ・アクション 彼女たち、それぞれの応答と挑戦」には初期~渡米期の草間作品も出品され、2025年より国内三館で巡回中。