開催予定の展示
《命の消滅》2011年
© YAYOI KUSAMA
タイトル
パァーッと光が出て、キラキラッていろんなものが見えてくる。
草間彌生は、幼少期の幻覚体験を「輝き」「煌めき」「オーラ」と表現しています。内なるヴィジョンからあふれ出たその輝きは、現実世界の光の描写を超え、作品そのものに宿るかのようです。
本展は、草間芸術を「光」という新たな切り口から紐解きます。1950年代のドローイングや帰国後に制作されたコラージュに見られる、暗闇の中にイメージが光を帯びて浮かび上がるような表現。渡米期に確立された「無限の網」シリーズでの画面が淡く光を放つような視覚効果や、80年代以降の極彩色あふれる鮮烈な光彩を放つ絵画群。全画業の集大成ともいえる近年の大型絵画シリーズ「わが永遠の魂」の画面を彩るメタリックの光沢や、禁欲的なモノクローム(単色)と爆発的なポリクローム(多色)の双極へと広がる色彩表現。こうした光への志向は、活動初期から現在にいたるまで草間芸術の根底を貫いています。鏡や電飾が夢幻的空間を織りなすミラールームや、ラメを用いた版画や立体作品では、光は表現対象にとどまらず、作品を形づくる要素そのものへと発展を遂げてきました。さらには、金属箔輝くモザイクタイルで彩られた大型立体作品、日本初公開の鏡を用いた梯子の屋外立体作品など、多彩な素材が放つ光のバリエーションを展覧。その幻想的な煌めきは鑑賞者を包み込むほどに拡大していきます。
「創作の源」であり「表現の手段」である光。内的世界にとめどなく溢れる輝きを豊かな作品へと昇華する、草間の創造の軌跡をぜひご覧ください。
左:《命》2015年 草間彌生美術館でのインスタレーション・ビュー 2022年 ※参考画像
右:《A Flower #6》1953年 個人蔵(草間彌生美術館寄託)
左:《レモンスカッシュ(1)》1999年
右:《無限なる天国への憧れ》2020年
すべて © YAYOI KUSAMA
会期
2026年10月8日(木)~2027年1月31日(日)
開館日
木・金・土・日曜日および国民の祝日
休館日
月・火・水曜日(祝日を除く)年末年始の休館:2026年12月28日(月)~2027年1月6日(水)
開館時間
11:00〜17:30
観覧料
一般 1,100円(税込) 小中高生 600円(税込)
※未就学児は無料。団体割引・障がい者割引の設定はございません。
入場時間
①11:00~12:30(11:30までに入場)
②12:00~13:30(12:30までに入場)
③13:00~14:30(13:30までに入場)
④14:00~15:30(14:30までに入場)
⑤15:00~16:30(15:30までに入場)
⑥16:00~17:30(16:30までに入場)
当館は敷地面積が狭く、入場にあたり待機していただくスペースがございません。予約時間より前のご来館はご遠慮ください。
入場は日時指定の完全予約・定員制(各回90分)です。毎月1日10:00(日本時間)に翌々月分のチケット販売を開始いたします。チケットは美術館ウェブサイトにてご購入いただけます。
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